ゲートウェイ・スペースポート計画
米国企業「ゲートウェイ・ファウンデーション(Gateway Foundation)」社は、宇宙にトーラス形軌道ステーションの建設を計画している。こうした宇宙ステーションは実は100年以上も前に、1903年にロシアの発明家コンスタンチン・ツィオルコフスキーが考案していたものだ。
このステーションは、恒常的な回転によって人工重力を発生させることができため、人間人やロボットは地球のように床の上を歩くことができ、国際宇宙ステーション(ISS)のように空中に浮かぶことはない。
開発者たちは、ステーションを直径500メートルの自転車の車輪型とし、その外部に宇宙機関や民間企業から購入のモジュールを配置する計画。ドッキングコンパートメントが配置される中央部分とこれらのモジュールは、4つのリフトで接続される。
ステーション建設は宇宙で直接行われる予定。ゲートウェイ・ファウンデーション社の概算では、プロジェクトの実現には約3千億ドル(33.2兆円)が必要となり、これは同社が宝くじを通じて1年間で集める計画。くじの主な賞品には、ステーションの居住権がはいっており、これは新しい軌道ステーションの運用開始後、すぐに与えられる。
近地点:400km アポジー:400km 軌道:傾斜28.5度
大気圧:気圧1気圧、1013ヘクトパスカル、29.92 inHg
幅:488m 奥行き:76m 加圧:体積11,906,250m 3
クルー:150 最大宿泊人数:1250 太陽光発電:56.1メガワット